テレ朝ニュースで流れていましたが、
実在の建築士かたり住宅設計 55軒で不正申請
という事件が起きたらしい。
その後の経過は良く解らないですが、そのうち3軒は安全に問題がなかったという事です。
しかし、その安全てどのように確かめたのでしょう?
出来上がってしまった建物の安全性を確かめるのは容易ではありません。
ですから、まだ建築中の建物についてのみ確認したのですかね?
しかし、4年半で55軒という数も異常ですが、これ以外にも把握されていない建物が出てきてしまうのでしょうかね?
問題は、偽装した方が建築士としての資格を持っていないがきちんとスキルと倫理観を持って仕事を行っていたかです。
一度も免許を取ったことがない人の無免許運転なのか?
免停で取り消しになった人の無免許運転なのか?
という感じで建物の安全性は変わってくると思いますが、中にはきちんと一級建築士の資格を持っているけど飲酒運転の様な建築家も存在するというのも確かです。
現在は第三者機関がその建物の安全性を確認しているという様な建前になっています。
今回は、その審査機関の働きかけで発覚したようですが、これまでの建物の安全性が担保されていなかったという事になりますと審査機関の信ぴょう性にもかかわることになると思うので、その後の調査が気になりますね。
現場での検査等は、きちんと確認を行っている審査機関がある一方、本当にいい加減な担当者さんもいるのでこれを期にその辺のシステムの欠陥にもメスが入ればよいと思います。
現在は背景や、その偽装を行った人物について良く解らないのでこれ以上言及はしませんが、店舗やリノベーション物件には無資格のデザイナーが多く介在してます。
建築士の資格というものがあまり意味をなしていない現状で、お施主さんや有資格者がきちんと力を発揮できる枠組みが新たにできるといいですね。
ただ、単純に建築士の書類作成業務が増えるだけになる気がしてなりませんが(笑)
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