先日、激狭物件・激狭アパート投資でものすごく設けているという社長さんがTV出演していました。
どうやら3畳ほどの物件を中目黒等賃料の高い都心エリアに建てまくっているみたいなのです。
ロフトを活用して、狭さを感じさせない造りで非常に感心します。
以前、お施主さんから似たようなビジネスモデルを相談されたことがあるのですが・・・
これだけ、TVで大々的に儲かると宣伝されるとその先が少し心配になりますね。
どうも、その会社は自社で管理するのではなく、土地の手付金のみ支払いで投資家に建てさせる形で利益を上げているらしいのですが、本来それだけおいしいならTV等で儲かると宣伝せずにこっそり儲けるはず・・・
投資家の注目を浴びてオーナーが増えれば増えるほど、競合が増え既存顧客のオーナーの利益が減るビジネスモデルだと感じました。
例のかぼちゃの馬車が足立区だけで120棟ものシェアハウスを建てていて、家賃保証がされなくなり収益が1/3になったというニュースを見た記憶があります。(空室を埋めるのに競合が多すぎて)
TV番組では少子化でも大丈夫かと聞かれ、今後はフィスとしての需要もあるという様な事を言っていましたが、オフィスとした場合は固定資産税等は値上がりするはずなので、きちんと自分でシュミレーションするする必要があると思います。
と、何が言いたいかというと・・・
リスクを負わずに儲けれるのはコンサルや販売会社で、投資家のみがリスクを負うという事。
TVで初めてこのビジネスモデルを知った方も多いと思うのですが、それ以外のメディアでも激狭ワンルームについて魅力が語られ始めているので、それだけ競合が増える可能性があるという事を考慮に入れた方が良いと感じました。
とはいえ、どちらかというと外国人労働者などが一時的に都心で働いたり、滞在する人が増える時には爆発的に儲かる可能性をもっているとも思います。
今儲かっているから、儲けられる!
ではなく、今後も儲けられるのか?が重要ですよね。
最近は、CDも買わない、書籍も電子書籍で・・・
パソコンも不要と荷物がコンパクトな単身者が増えていることも確か。
ですから、まだキャパはあるように思いますが蓋を開けてみるとかぼちゃの馬車の様に近隣に激狭アパートだらけとかいう事にならないかは注意が必要だと思いました。
爆発的に拡大したコインランドリー投資の二の舞にならないか?という事です。
と、自分は投資しないのになんだかこういったニュースが気になってしまうのでした(笑)
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