昨日、無事上棟しました。
記事が追い付かないので急いで更新です(笑)
基礎の立ち上がり部の型枠が組まれています。
最近はこのメタルフォームという鋼製の型枠を使って使いまわすのが一般的で、なかなか格好いいんですよね。
長さ調整できる部材やコンクリートをせき止める部材が組まれています。
基礎と土台を止めるアンカーボルトという部材を据え付けるための治具。
柱に取りつく、アンカーボルトの受金物の位置を見越して調整しています。
この日は、そのアンカーボルトの位置などに間違いがないかの確認。
柱の大きさがイレギュラーな個所を少し直してもらい終了。
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立ち上がりのコンクリートが打設され数日後の事。
基礎工事で一度間違いのあった防蟻断熱材。
その際、取り付けにおいて欠損ができる部分があってきちんと防蟻用のコーキングで保護するように頼んでいた部分がありました。
現場に工事の進捗を確認すると、翌日に埋め戻すとのこと。
写真は撮ってあるか確認すると、「すみません。取り忘れましたとのこと・・・」
嫌な予感がして、翌朝現場に駆けつけてみました。
現場に着くともう埋め戻し最中というか、もう終わるところ。。。
しかし、すぐに目に飛び込んだのは防蟻用のコーキングの使った痕跡がみられ、ほっとするのもつかの間・・・
まだ、コーキングがされていない箇所が。
ん?
ちゃんと土の中はコーキングされているのだろうか?
と、職人さんに確認し、一か所だけ掘り返してもらい・・・
きちんと補修されているのを確認できました。
良かったよかった。
断熱材の継ぎ目など隙間が出来てしまっているところは蟻道になってしまうので、きちんと防蟻用のコーキングを施工してもらいました。
しかし、本当はもう一つ問題があって、断熱材の保護用のモルタルを底盤まで塗り込む必要があって、図面にもそう書いてあったのですが、それがされずに埋め戻しされてしまったのです。
ただし、もう埋め戻されてしまい、建て方が迫っている状況で現場の職人さんに言ってもしょうがないので、帰宅後監督さんに告げ、是正方法を打ち合わせしました。
ただ、難しいのがメーカーのHPの施工法があいまいで掲載されている写真があまり良い施工のものではなかったのです。
以前使っていた、防蟻断熱材の施工要領書等では、底盤まで保護して白蟻の侵入経路をきちんと防ぐ形をとっていて、防蟻断熱材という「シロアリに効果がある材料」を使う以上、その施工法が常識だと思っていたのですが、今回使用したメーカーのHPには明記がなく困りました。
(メーカーの図面と写真でも相違があり)
メーカーは材料だけを売ればよいという考え方なのかもしれませんが、せめてHPの写真だけはほかの物に変えていただきたいところです。。。
防蟻用の断熱材を使えば安心というわけではなく、正しく使われなければいけません。
今後採用する際は、もっともっと注意を促さないとだめですね。
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