少し工事の写真がとんでしまいましたが、屋根の工事が終わり、サッシがほぼ取付いたところです。
この日別の打ち合わせで現場に向かったのですが、ちょうど最後のサッシの取り付けが行われることに。
実はこのサッシはとても大きくて特注対応してもらったもの。
メーカーのほぼ最大サイズなのですが、いざ見積もりを取ってみると制作不可能との返事・・・
え??
カタログには製作可能範囲が記載してあってその範囲内のはずなんですけど・・・
何故不可能かを確認すると、メーカーの工場で組み立てるのにガラスが最大サイズを超えてしまっているとの事。。。
それではとガラス屋さんのルートからガラスを手配してもらってサッシに組み込んでもらう事で出荷してもらえることになりました。
そのため、約1か月遅れてこのサッシが取り付くのです。
その瞬間にお施主様と一緒に立ち会う事が出来ました。
サッシやさんの車が到着してもなかなか工事が始まりません。
2~30分は打ち合わせをしていたと思います。
だれがどの位置でどの様な経路で持ち運ぶかを入念に打ち合わせをしていました。
障子を慎重に運び、サッシ枠の前に一度下ろします。
ここで、現場にいる職人さんが全員集合。
総力を挙げて持ち上げます。
サッシの取り付けは上を差し込んでから戸車をレールに乗せると思い込んでいたのですが・・・
このサッシ(固定部分)は違いました。
下端を固定位置に合わせゆ~~~くりと立ち上げていきます。
しかし、この状態で取り付くという事は逆に簡単に外れてしまうのでは?
という疑問が・・・
サッシの上端はこのように段々になっています。
ゆっくり立ち上げてカチャッとはめ込むともう外れないそうです。
やはり既製品。
取りつける人の事も考えられた構造になっているんですね。
ちなみにサッシやさんの必須アイテムがこちら。
グリップ付きの吸盤で、空気を抜きつつしっかり吸着させ持ち運ぶための物。
表面がつるつるで通気性のないものなら対応可能。
角だけだでは大勢で持てないため、あらゆるところに把手をつけて持ち運ぶんですね。
その他、工事の方は断熱材が納められ、石膏ボードもだいぶ貼られました。
設計時には気密シートと一体化された断熱材を指定していたのですが、より手間のかかる別張りで対応してくれています。
構造用合板などの建材の仕様確認と、内部の耐力壁だと時々抜けている受け材がきちんと入っているかなどの確認。
サッシなどの防水周りの施工確認です。
じつは
このサッシ廻りの防水が世間の工事だと間違えだらけ。
施工ミスがとてもよく起こる箇所です。
なので、ここについては何度も何度も念を押して施工手順を説明しキチンと対応していただきました。
工事は順調に進んでおります。
次回は床暖房工事についてお伝えします。
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