木漏れ日の家の工事始まりました
ついに木漏れ日の家の工事が始まりました。
といっても・・・
なんででしょう?
私の監理する現場ではトラブルがつきもの。
始まってすぐに問題発生です。
水道管引き込み工事
この敷地は昔家が建っていた履歴があるものの・・・
水道管や排水管が接続されていない事に水道局の台帳ではなっていたため、工事に先駆け水道管の接続と排水管の接続工事が行われました。
この日、現場に着くと一つ間違いに気づきました。
排水管に接続する位置が違う。。。
敷地の利用計画から、こちらが設計していた接続位置と違う場所で排水管を接続しようとしていたのです。
工務店の監督さんにも確認してもらって、申請時の位置とも異なっていて、どこかの手続き中に勝手に違う場所で接続することになってしまっていたようなのです。
申し訳ないのですがやり直していただくことになりました。
もうここまで工事しているんだからそのままでいいでしょ?
というわけにはいかない理由があって、当面はここでも良いのだけど将来的に困る可能性があるので設計通りに工事を行っていただくことになったのです。
しかし、問題は続きます・・・
新たに接続しようとしたら、今度はその配水管が潰れて穴が開いていたのです。
写真では排水管が切れていますが、掘削時には上半分に半割れの排水管がカバーされ、割れた管を簡易的に補修した跡がありました。
管を覗くと2mぐらいの長さでへしゃげて潰れているような状況でした。
どうも、工事前に近隣挨拶に行った際に、以前道路が陥没して簡易的に補修したことがあるような話を聞いていたようなのですが、おそらくこれがその跡なんですね。
困りました。
お施主さんとしてはこの破損個所より水下に接続するので問題がないのですが、その先に不安を残したままの施工となります。
私道の為、こういった取り扱いは難しんですよね。
とりあえず、一旦応急処置をして工事ですぐに必要な水道の引き込みは完了させ、後日協議することとなりました。
気持ちよく、「今日から工事が始まりました!」とお施主さんに報告したかったのに・・・
波乱の幕開けです。
しかし、こういった問題に多く突き当たるのは何故だろう?
と思うのですが、現場に足を多く運べば運ぶほど問題に突き当たる気がします。
もし、現場に見に行っていなければこれらの問題にも気づかず、何事もなかったように工事が進んでいるだけの事なのかな???
自分が目にして問題にしていなければ報告が上がってこなかった問題だったのかもしれません・・・
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