「心停止からの回復率ゼロ」の高層マンション

タワーマンション

読売新聞の記事によると2016年のカナダ医師会誌で25階以上に住む方が心筋梗塞などで心停止状態で病院に運ばれて回復した人の割合は0%だったらしい。

※読売新聞の原文記事(リンク切れしたためリンク外しました)

1~2階の人の生存率は4.2%だというのでそれが著しく低いのか?というと明らかな確証は得られませんが、なんとなく納得してしまう結果だ。
もちろん、分母がどれくらいとかカナダの高層マンションの法規制がどのようになっているのかなどがわからないので断言できませんが、

高層階に住んでいると病院に搬送が遅れ、結果心筋梗塞など緊急を要する際に間に合わなくなることも考え得るという事がわかりました。

これは今まで私の中になかった考え方で、子育てなどで外(地面)との距離が遠い分、タワーマンションは不利ではないか?
外出が億劫になる事での健康被害や情操教育に影響が何らかしら出るのでは?という漠然とした考えでしたが、”緊急搬送”という事態においては、弱点になりうるという事です。

日本のタワーマンションの場合、そもそも駅前などの立地の良い場所にあるのと、緊急用のエレベーターやストレッチャーの対応、AEDの設置などカナダより有利な条件も多々ありそうですが、この考え方は戸建て住宅の老人室(高齢の方の寝室)の在り方などにも応用したいところですね。

最近は海外などで高層マンションの火災被害が頻繁に伝えられています。
日本の法規制では、あのような大災害に直結することは少ないと思いますが、しかし、一大事が発生した際に大勢の中の一人として行動&救助を待つという事態は避けられない事かと思います。
予めそういう事態にあった時にどのように行動するかをイメージしておくことが大切かもしれませんね。

タワーマンションが大量に建ち始めたのが1997年の建築基準法改正だといわれています。
また日影規制の緩和などで建てやすくなったのもそれ以降なので、タワーマンションで育った子供が多く成人する時代がそろそろ訪れる事になるのでは?
と思っています。

タワーマンションの健康被害など諸説ある中で、こういった話題がこれからも多く語られる気がします。
今後もこういった統計?が出たら注目したいと思っています。

でも、年収による影響(タワーマンション≒高所得)もあるのでどんなデータが公表されても結局よくわからないんだろうなぁと思ったりも(笑)

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