猫は外を眺めるのが好き?
猫の為の住まいを考える際、猫が外を眺められるようにするのは必須だと思っています。
それだけ、外を眺めるのが大好きなのです。
これも個体差があるかもしれませんが、街歩きをしていて家の窓から外を眺めている猫に出会えたら嬉しくなりますよね。
では、一体何を眺めているのか?
庭を眺める猫
我が家の猫はやはり庭を眺めるのが大好き。
外をじ~~~とみていますが、カメラを向けるとその電子音に反応してなかなか良い写真が撮れません。
一眼レフデジカメだとピントを合わせる時の音が邪魔になって携帯電話での撮影となります。
何かにものすごく夢中になっている時は一眼デジカメでも問題ないのですが、こういったのんびりした姿を撮るのはなかなか難しいんですよね。
でも、庭に家族が出ていたり、野良猫が遊びに来ていると・・・
もう家の中の音なんて一切気にならなくなります。
特によく遊びに来る野良猫を見つけると
ぐるる~~~~~ぅと喉を鳴らし、しっぽをパタパタと振るわせて興奮したように見入っています。
小鳥が飛んできたり、虫が飛んできたり小さな動きのあるものが特に気になるようですね。
庭の選定に植栽屋さんが来た時もず~~~とみていましたね。
高窓から駐輪場を眺める猫
普段は登ることのできないリビングの高窓に乗せてみました。
ここからは隣地のマンションの駐輪場が見えて、それなりに人の往来があるのですが、そこまで興味を持ちませんでした。
人や自転車の往来にはあまり興味を惹かれないみたいですね。
ただ、短時間の検証なのでここから野良猫が見えたり、鳥が見えたりすると次からはそれらを探すように食い見る可能性はあります。
※2階の寝室の高窓はもう少し視界が良いため少しだけ食いつきが良いです。
北窓から駐車場と道路を眺める猫
一時期外出の時はこのブラインドを少し下だけ開けていたのですが、そうするとあいさつに窓際によってきたりとかわいい姿が見れたのですが・・・
しばらくすると、飽きたのかあまりここから覗かなくなりました。
私的には人の往来などがそれなりにあるので、興味を示すと思っていたのですが、ただ人を見ていてもつまらないみたいですね。
テラスから外を眺める猫
二階のテラスは唯一外に出してもらえる場所。
ただ、万一逃げ出したり、外に落ちてしまったら危ないのであまり積極的には出しませんが、洗濯物を取り込む時などは一緒に出ることもあります。
でも、冬場は寒いのですぐ引っ込んでしまうのと、手摺のウッドデッキの隙間からの眺めではやはりそこまで面白くないみたいです。
夏場は娘の朝顔が植わっていたりして興味を示しましたが、外に出て眺めるという事には興味があまりないようです。
朝顔の花を肉球パンチするのが楽しいからテラスに出るという感じですね。
カブトムシを観察する猫
少し観点がずれますが、こちらは夏に少しだけカブトムシを飼っていた時の写真。
うちの猫(ひめ)ものすごく興奮して、好奇心MAXになるとキュンという可愛いらしい鳴き声をするんですね。
このカブトムシの眺めながらキュンキュンしておなかをグルグル鳴らしていました。
やはり、自分より小さい生き物に対して凄く興味を持つような気がします。
窓から眺めるという視点でひめの行動を観察してみましたが、
ただ単純に外が見えるだけではすぐ飽きちゃうみたいです。
もちろん、それはいろいろな窓の選択肢があるからこそなのですが、車より人、人より小動物や木の揺らぎ、そして猫。
人や車の往来があって変化がある事よりは、いつか来るかもしれない小動物や、猫が来るかもしれない庭を見るのが好きなんだと思いました。
家造りの設計の時の様にお施主さんに図面や模型を見せて意見を聞く事が出来ればいいのですが、猫に気に入ってもらえる空間づくりのアプローチはなかなか難しいですよね。
次回は少し検証したいことがあるので”光”について記事を書きたいと思っています。
猫の為の住まいづくりについて
建築家の自邸の一部屋を猫と子供の為の部屋へと生まれ変わらせる為のエピソードです。
猫を飼う予定でなかった私ですが、いざ飼ってみるとやはりかわいいですよね。
そんな猫の為にも気に入ってもらえる空間にできたらと思っています。
まずは、今の猫の生活を分析し最適な空間づくりを模索します。
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